2022年オープン予定の知育・啓発施設の選書方針がまとまりました。
「世界知」「日常知」「共読知」の3つ「知」でエリアを構成し、“本屋”でもない“図書館”でもない他にない書棚空間で、新しい知の拠点づくりを目指します。
選書方針として「本を介し世界の知と遭遇できる書籍空間」「読書の楽しさを知る機会が少ない世代に本との接点を創出」「より多くの市民の方々に本を通じた育児や暮らしの支援」を掲げ、本の素晴らしさを知ってもらえる、愛される施設をつくっていきます。
「世界知」エリア
「人と世界」「過去と未来」を斬新な視点や文脈的な繋がりを重視したテーマで分類・構成し、本を通じて世界と繋がることができるエリアです。既存の図書館や書店の構成とは全く異なる、国内でも類を見ない書棚空間が出現します。
「日常知」エリア
「日常知」エリアは、身近な暮らしを支え、より豊かにするための知恵や、最新の情報、実用的なノウハウなど、日常に寄り添った書棚構成となります。
「共読知」エリア
「共読知」エリアは、それぞれの読書を通じて得た知や思いを共有し、人々が本を通じて繋がりを深めていく市民参加型の共読スペースです。
本との偶発的な出会いや、読むことだけでなく、「見る」「触れる」といった体験を重視し、知的好奇心や感性を刺激する仕掛けを作っていきます。