駅前施設の活用を考えるワークショップを開催
2022年春のオープンを予定している敦賀市のにぎわい拠点施設。北陸新幹線敦賀開業に向けて、複数のテナントやホテルを整備する計画を進めています。2020年10月25日、「知育・啓発施設」の活用のため市民の意見を募る初のワークショップを開催しました。市立看護大にて20人の学生が参加。活発な意見交換が行われました。
施設は丸善雄松堂が指定管理者となり運営されます。3万冊の書籍を揃えたカフェ付きの書店を計画しています。学習や仕事に活用できるスペースやセミナー開催、憩いの場としても機能するサービス空間です。
ワークショップでは学生がグループにわかれ、施設の説明を受けて話し合いが始まりました。カフェや若者向けのショップ、高齢者や家族でくつろげる足湯などの自由な発想が飛び交い、季節のイベントで観光客に楽しんでもらいたいとの声も上がりました。「週末でも人通りが少ない。目的地になる施設になってほしい」といった期待を込めた意見も聞かれました。
これらを受けて丸善雄松堂の担当者は、今後も市職員や市内企業の従業員、一般市民を巻き込んで、様々なワークショップを重ねていくと語り、「将来的には市民が自律的にイベント企画を担うことができる施設にしていきたい」と今後の方針を示しました。